40代の自転車競技

44歳。おやじ。事故死を免れ、再び輪界への挑戦。

レース

ツールド熊野 2日目【18位】

E1 熊野山岳コース 18位
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若干、脚に乳酸の蓄積を感じつつ2日目。
苦手とは言いつつ、去年は粘りの走りでいいポジションで通過した千枚田。
今年はどうなることやら。

去年のように後半、ゴールまでの平坦部で勝負の分かれ目が来るならば
コスミックカーボンで、
苦手な登りを出来るだけ楽に行こうと思うとシャマルで。

監督やチームメイトの迷アドバイスで長々と悩む。
シャマルに決めたのは酔いも回った夜遅く。
暗い中、誰もいない駐車場でいそいそとタイヤ&チューブを入れ替えする姿は
物取り(泥棒)と疑われてもおかしくはない。

そして迎えたレース本番。
今日はスタートから前方で展開する。
早々からチーム員のOKD氏がアタックする。
追従し、2人がかりで逃げるのも面白いと思ったが
控えているのは千枚田。
一緒に行っても脚を引っ張るだけなので追走となる第2集団で静観する。

ほどな吸収され大集団のまま千枚田へ。
序盤からペースが速い。
今年は早くからアタックが掛かり、10数名の選手がグングン峠を登っていく。
そのアタックにはOKD氏、M川氏が乗っかる。
僕は当然無理なのでマイペースで登る。
下りで何人か拾って平坦の強いパックが作れたら
その集団で逃げを追っかけようと算段する。

KOMは早くもなく、遅くもない、いわゆる中途半端な順位で通過する。
「下りは任せておけ。俺のケツにつくと危険だぜぇ」なんて心に思いながら
単独で下りに入る。
去年オーバーランし、激突した急カーブは頭に入ってる。
しかし軟弱な下りはしない。アグレッシブに!

そしてその急カーブ。思いっきり倒しながらクリア。
無事通過した後、後ろのほうで数台激突する音が・・・(御愁傷様)
そして、もう一度キツイコーナーをクリアした所で
チーム員のM川氏が徐行中・・・。
「ハンドル曲がってしまいました!あとお願いしますっ!」
その声を聞いた後(そう聞こえた。決して見捨てた訳ではない)、
山肌に体当たりする音が聞こえた(南無・・・)

その後10人ほどのパックが出来上がり、
下りと平坦を全力でローテーションし、逃げを追いかける。
長い下りも脚を止める事が許されなかったので本当に辛かった。
なので着き位置に定着している数名を、後方に下がった際に
ローテーに加わるよう教育的指導する。
幸い平坦に強いそうな選手は数名いたおかげで
金山の交差点に着くまでには
逃げ集団を50m先ほどに捉える。

しかし何を勘違いしたか、
あまりのしんどさに脳内麻薬が回りすぎたのか、
前にいる集団を「プロツアーの千切れ集団」と勘違いしていた。
苦しさから逃れるため、脳が安易なほうへ思考をずらしていたか。
分かっていれば単独でも飛び出して合流していたはず。

なぜか勘違いしたまま、追うことをせず牽制状態のまま
金山の交差点を通過し、最終コーナーを曲がる。
ゴールは長い坂を登り切った先にある。
登りが想像以上に長いので慌てず、後方に待機する。
ゴールまで数100m。
案の定、早掛けする選手がいる。
慌てることなく捌いて、次の列車に乗り移る。
スパートする場所は決めてある。
分かってる選手はそこからスパートする。
しかし登り切っても意外なほどゴールが遠い。みんなタレるに違いない。
そう分析しながら登っていく。
そしてスパート。
前は3人。
登り切った。3人タレた。
ギアを3段カンカンカンッと上げる。ワンテンポ遅れて加速が始まる。

この時僕は第1集団であるとの認識(誤認)である。

ゴール前10mぐらいで全員抜く。
突然周辺の音が無音となる。(昔マスターズで優勝争いした時にも同じ状況になった。)
おそらく集中力全開すぎて、意識が肉体の殻を抜け出し、
意識体そのものとなったのだろう。
ちなみにこの状態の時はこの世のあらゆる苦痛から解放され・・・・・・。
こんな事書くと、あやしい宗教に入ってるとか、
あやしいセミナーに参加してると思われかねないが、
こういう意識体のみの状態はいわゆる臨死の時も同じで
訓練した人は任意でこの状況に入れる・・・・
興味ある人はまた個別でお話しましょう(笑)

そして僕は無音の中で自分に問いかけた。
「優勝する瞬間ってのは案外あっけないものなんだな・・・。」

時間的にはわずか1秒に満たないぐらいだと思うが、
とても長い時間浸ってたような気がする。
突然、周囲の音が耳に入ってきた。
僕は渾身のガッツポーズと雄叫びを揚げた。

その刹那、前にチームメイトのOKD氏の姿が。
そしてその向こうに談笑しながら走る集団が・・・・。
おやおや・・・・?考える事数10秒。
「あ・・・・、僕、第2集団やった・・・・。」

結果は18位だったのに
優勝者以上に優勝者っぽいパフォーマンスをしてしまった。
脳内麻薬でこれだけ幸せな気分になれるのに
本物の麻薬つかったらどんな幸せを味わえるんだろう。
抜け出せなくなる理由がわかるような気がする。
きっと毎日がイエロージャージなんだろうな。
って、僕の勘違いをあくまで脳内麻薬のせいにしてるが
そっとしといてあげて下さい。

夜はその優勝気分のまま、食えや飲めやの大宴会。
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約1名山肌に激突した選手もいるが、みんな無事に完走を果たした。
とにかく今日はお疲れさん、明日も頑張ろうという事で乾杯。

しかし連戦中だというのにこのチームは・・・(笑)

FIN

ツールド熊野 1日目【8位】

E1 赤木川清流コース 8位

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万を持してのり込んだツールド熊野。

1日目は若干の登りを含んだスピードコース。
注意点はいくつかのポイントで訪れる中切れとKOM手前でのチェーン外れ。
中切れは村の奥からの折り返しとS/Gラインを抜けてからのストレート。
村の奥は立ち上がりが登りになっているので、かなりキツいインターバル強いられる。
S/Gライン通過後の中切れポイントは向かい風となっているのでこれまたキツイ。
しかもKOMからの疲労回復が追いつかないので切れると致命傷となる。
チェーン外れはKOMに進入する前に確実にインナーに入れる事を忘れない。
間違っても登ってる最中とかに慌ててインナーに入れるようなリスクは負わない。
これらを念頭において挑む。


1周目。
鉄則を守るべく前方で行こうと思ったが
いきなりの速さに置いてけぼり気味になり、集団中程~後方で行くこととなる。
このような位置はどうしてもカオス状態となっており、
前方では何事もないブレーキングも大きな波動となって返ってくる。
コース途中にある橋でのブレーキング。
僕の位置では急制動を強いられる。
ついスリップしてしまった。
「ごめんっ!ごめーーんっ!」手を上げ、大声でアピール。

「どんまーいっ!どんまーいっ!」

まだ初日で皆心にゆとりあるのか、やさしく大人な対応。
まぁ普通ならショボーンとなるところ逆に元気づけられた。

そして折り返し、半端ない加速と立ち上がり。
ゴール用に残しておいた脚を投入。
1周目折り返し地点にして終わるかと思った。
そしてKOM。みんな脚ある状態での突入なのでカオスを絶頂を極める。
去年のように激突や転倒はないもの、
もはや障害物競争の様相を呈している(笑)
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KOMをクリアし、麻袋を脱ぐのに手間取り・・・ではなく、
ペースやテクが全く合わない選手達にまみれて下って、S/G地点に戻る。

2周目。
1周目のようなものはゴメンだと、気合を入れて先頭まであがり、展開する。
登りで先頭をグイグイ牽き、頂上付近で飲み込まれる感じ。
それでも折り返しは随分と楽になった。
S/G地点に戻る時も比較的先頭付近で展開する。
いい感じでローテーションが出来る。
ローテー2周目。
前の選手が腕をクイックイッとして「上がれ」と言う。
先頭を牽き、僕もクイックイッとする。
「?」 来ねえな・・・
アクションが小さかったか?
ちょっとオーバーに腕をクイックイッ。
「?」 おろっ?
手の平も使ってヒュイヒュイ
「?」

誰か来てぇ~~~~。

そんな状態で間もなくKOM。津波が来たよ。
津波に飲まれて、KOM突入。
やたらギアが重い。
「さっき脚使い過ぎたか?」
ギアを見たら52Tのままである事に気付いた。
この坂の途中での変速は御法度。
「おりゃーーーーっ」気合でアウターのまま登る。
なんだかロードレースっぽくないなぁ・・・。

3周目。
何だかんだ言ってもやはり前方は楽である。
3周目は常に前方で展開する。
折り返しも危なげなくクリア。
そしてKOMへの復路。
当然、集団も活性化する。

「あかん」と言われてるのに対向車線に出て上がる選手。
橋の手前で対向車。
上がってきた選手、ラインに割り込み。
もちろん寄る。
僕の前輪、前の選手のリアディレイラーに引っかかる。
ガキッガキッガキンっ!!
僕より横の選手が
「うわっ!うわっ!!」

鍛えた上半身パワーで踏ん張るっ!無事離脱完了。
横の選手。
「うおーっ!すげーっ!よく耐えれましたねっ!凄すぎる!」
お褒め頂き有難うございます。

いよいよKOMに向けてのラストスパート。
このコースはKOMに入った順番で決まる。
そう考えていたのでKOM入口まで牽ききれる距離で踊り出ようと考えた。
少し牽制が入ってる。
「よし、いまだ。」
一気におどり出る。
「し、しまったぁーーーーっ!まだ残り3km地点だーーーー。」

行くことも戻る事もままならない状況で先頭を牽く。
そして津波襲来。
KOM入口に10数番目で突入か。
途中でふらつく選手に接触。ブレーキをかけて、踏み直し。
なんとか数人抜き返して下りに入る。
オーバーランしそうな勢いだが、強引に車体を寝かしてコーナーをクリア。
ゴールへの直線、やはり先頭とは大きく差がついてる。
それでも渾身の力を振り絞り、ゴール前で3人捲る。

持ってる力を余す事無く発揮し、1日目の障害物競争を終えた。
結果は残念だが、やり切った感いっぱいの1日目だった。
チーム員たちも無事完走した。

夜は2日目に備えて、たんまりとガソリン補給。
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500ml×2、350ml×3、刺身、餃子、お好み焼き、揚げ物、寿司・・・。
思いつくまま贅の限りを尽くした。

もはや打ち上げをしてる実業団選手にしか見えない・・・。

FIN

2015 美山サイクルロードレース C2 2位


C2 カテゴリー 2位

純粋に自転車レースを楽しみたい!
ついていくだけでなく、表彰台狙いたい!
たまには賞品持って帰って嫁を喜ばせたい!

さしづめ3番目の理由が自分的に大きなウエイトを占める。
シーズン中になると週末毎にレースに出かける。
嫁の休日でもある週末も、僕がレースに出る事で
休めないどころか、家事雑用が増えることで
迷惑千万このうえない。
もはや「我が家の不良債権」と呼ばれて幾久しいS本でございます。

そんな迷惑かけてる嫁に
「たまには自転車も役に立つなぁ」と言わしめるべく、
挑んだ大会は美山ロードレース。
優勝はお米10kgが頂ける。
これほど家庭に貢献できる賞品がほかにあろうか。

それを狙うべく、出場するカテゴリーを熟考。
恐ろしい速さで7回も峠登れるわけもないので、C1ははなから除外。
年齢からすると当然C2Sか。
しかし、失礼ながら普通の40代よりは脚力はあると思うので
ここでC2Sを選んで勝ったとしても、いわゆる「ずるい」というような
風評がはびこる恐れも否めない。
地味に人目を気にするS本です。
C2ならいわゆる「一般上級」という記載がある。
「そう、僕は一般上級だ。しかもおっさん・・・」
なかば自分自身に暗示をかけて、C2にエントリー。

若者や脚自慢、未登録だが登録クラスの選手が多く参戦するこのクラス。
もちろん登録選手も出ている事だろう。
準備を怠らず、万全の体勢で挑まなくてはと、
恒例のレース会場までの自走アップを施す。
今回は80km。十分すぎるほど走り込んで会場入り。
神楽坂トンネルからは時間に間に合わないという事で
心拍190前後で会場まで追い込む事に。
レース前に脚を使いこみ過ぎた感は否めない。

昔、師匠に言われた事は「アップはレースの倍くらいは走り込まんと。」
「少々使いこみ過ぎたくらいが丁度いい。」
今回はそんな有難い言葉を地でいって感じである。
出走前に栄養補給、そしてオイルを塗ってマッサージ。
当初のとおり、万を持してスタートラインに。

スローパンク・・・

「うそやん。。。ここでぇ!?」
時はスタート2分前のアナウンス。
MCのブラッキーさんにも突っ込まれ、
テンパる頭を冷静に保ち、シード選手として前方に待機していたブラストの
S林選手に「近くに自転車乗った知り合いはいませんか?」と声掛ける。
あいにく自転車乗ったお知り合いには巡り会えなかったが
京都車連の役員の方がホイールを用意してくれた。
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僕はカンパユーザーだが、用意して頂いたホイールはシマノ。
ここだけの話、11速の場合はカンパもシマノも
実用上問題ないレベルで使用できる。
いつか困った事があったら思い出してほしい。

ブレーキのクリアランスなど、沿道の方々にもお手伝いいただき、
出走の準備が整ったのは、スタート10秒前だった。
精神統一する間もなく、どさくさに紛れてに出走だった。

1周目、後方からスタートし峠に入る前にS選手に追いつき、
ホイール手配のお礼を言う。
そのまま峠を(かなり無理して)先頭のほうでクリアする。
そのまま先頭を引きながら、ホームストレートを通過する。
序盤から脚を使いたくはなかったが、
ホイールを用意してくれた京都車連の方、
ホイールの換装までお手伝いして頂いた方へ恩義をつくす意味で
あえて先頭牽きでホームストレートを通過させて頂いた。

2周目はさすがに疲れた感があったので集団内に埋もれてやり過ごす。
しかし落車等の危険が多くはらんでいたので3周目は再び前方に位置する。
峠が近づくにつれて、(関門手前から)集団の動きが活発化し、
さらに落車の危険が高まる。
これまでの流れを見てると、峠中ほどで集団が垂れてくるので
あえて先頭に踊りでることもないだろうと判断。
それでも峠入口では必ず(なぜか)速度が上がるため、
インターバルを掛けなくてもよい位置を(消極的に)キープする。

4周目は3周目に引き続き、学連の動きがエキサイトになってくる。
先頭集団はもはや学連の塊であった。
2人逃げ、その後1名が追いつき3名の逃げが出来た。
学連勢も積極的には追わず、しかし活性化した状態で峠に入る。
間違いなく勝負所でなると判断したので、今回は前の方で峠に入る。
逃げた選手のうち1名は飛び出し、大集団から2,3秒の早く突入した。

逃げた選手を負うべく、集団もスピードを上げる。
当然ながら多くの選手が峠半ばでタレ始める。
おそらくココが今日一番の踏ん張りどころであろう。
ココをいかなくてはゴール前に勝負に絡めない。
タレ始めた集団から飛び出してピークに向かう。
本当はガツンと踏み込んでカーンカーンと登って行きたかったが
ギアが足りなくなっていた。
ガツンどころがフロントもインナーを入れてしまった次第である。

ま、それでも4番手で峠をクリア。(したと思う・・・)
長い下りを利用して前の選手を追う。
幸い重量級なので下りはスピードが乗る。
そしてヘアピンコーナーをこれでもかっ!というぐらい攻め倒して
差を縮める。
鋭角コーナーを抜けたところで3人パックとなる。
1名の逃げた選手を追うような感じはみえない。
いつもなら番手で行くのだが、今日はついて行けたら最後は自分の力を信じてみようと
決めていた。
試す時は来た。先頭に出てひく。
2選手は牽制しているのか、前に出てこない。
「このまま行けたら橋から掛けたるっ!」
心の中で覚悟を決めたところで、和泉の交差点を通過。
さらに速度を上げつつ、スプリントのタイミングを計る。

橋を越え、スプリント開始。
「くーーっ!!!」と思ったところであと200Mの看板。
「長いっ!」
そこで捲られたが、ゴール寸前で捲り返し。
気合とも雄叫びともとれる声に圧倒されながらも
なんとか寸前で差せたようだった。
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                               写真 Y瀬氏提供

写真を見て知ったのだが意外と後続選手が追い上げてきてたのだなと。
結果は残念ながら2位ではあったが、レースをコントロールしていた
学連勢に一矢を報いる事ができた(言葉として合うかな)事と
自分の脚を信じて勝負を掛けれた事が満足だった。

ちなみにレースを走れた事、入賞できた事は代替ホイールがあったから。
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勇ましく「京都車連」と記載されたホイールはshimanoRS21。
とても重たく頑丈な、とても男前なホイールである。
しかも重量級おっさんには厳しい23T仕様・・・。
そしてタイヤはザフィーロ。

お借りした身でいながらでこう言うのも何だが
よくぞザフィーロであそこまでアグレッシブに攻めれたものだと・・・。
万全体勢の名のもと、コスミックカーボン雨天スペシャル仕様で挑んだが
結局、ホイールやタイヤなんて、スペシャルなものでなくても
そこそこイケるもんなんやと改めて感じた次第である。
まぁ今回のネタとしては最高の素材だったかも。

そして最後に、
今回もたくさんのチーム員が応援に駆け付けてくれました。
写真のメンバー以外でも多くの方々に応援の言葉、賞賛の言葉を
たくさん頂きました。
この場を借りてお礼申し上げます。
この次は熊野です。この調子で頑張りますのでまた応援宜しくお願いします。

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走行距離 200km(80km+レース40km+80km)

第4回 JBCF堺クリテリウム【僕の指定席 11位】

今回は単騎での参加。
エントリーリストを見て愕然。
これはチーム戦かい?
多くの有力チームが脚の有る選手をここぞとばかり揃えて
エントリーしてるではないか。

正直、出走するまで雰囲気に飲まれていた。
最終まで残った時に列車組まれたら、弾かれるやろうなぁ。とか
ベストラインに入りにくいなぁ。とか
集団前方に入れてもらえるやろうか。とか
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そんな不安を掻き消そうと、古くからの自転車仲間と談話したり、
協力体制を築くべく営業したりと。
本来この時間は距離の短いクリテなので入念なアップに要さなければならないが
幸いにも箕面から自走でのり込んでいるので問題なし。
サドル職人K氏の芸人ばりの軽快なトークで心も和む。
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特にアップというアップもせず、いよいよレース本番。
スタートから一気にトップスピードで展開するので
スタート位置は重要。
僕的にはスタート位置から勝負は始まってると考える。
しかし、堺ステージにおいてはみんな考えている事は同じで
モタモタしてると変な位置に。
もう前いっぱい・・・。
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スタート時にクリートをスカする人や、出足の遅い人(自分比ね)が
いたりすると、接触したり著しく出遅れたりするので
スタートは出来るだけ前がいい。
何より気持ち的に出鼻をくじかれるのは精神衛生上芳しくない。

堺クリテリウムはとにかく最初2、3周までが強烈に辛い。
集団のいい位置につけないと各コーナーごとにインターバルで苦しめられたり、
無用な落車に巻き揉まれる危険が大である。
ほら早速・・・。
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今回一番のリタイアになる可能性が高かったところかも・・・。
この選手を回避する前に転んだ人がハンドルに当たって、
踏ん張った先にもこの選手がいて・・・。
無事で良かった。
ちなみにこの選手、サドルがもげてるのだが完走を成し遂げている。
見上げた根性の持ち主だ。

さて、その後はポジションを常に10番手ぐらいで展開する。
その位置に入るとまわりは常勝選手ばかりになるので
コーナリングテクニックが上手いのはもちろんのこと
コーナリングのスピードも速いので、非常に楽にスピーディーに
コーナーをこなしていく事が出来る。
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これより後だと、コーナーの度にブレーキを強いられる事となる。
そしていくつかのインターバルを強いられた後、
ホームストレートに至る緩斜面が苦しい身体にトドメを刺す。
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平坦と思いきや、実は結構な登りである。

今回の堺クリテ、練習仲間のFJT氏が目立っった走りをしていた。
当初、先頭は4、5人ぐらいのシルベストで固めて走るのかと思っていたが
あえてそうはさせず、自分が引くことでメイトを休ませ、
集団を疲弊させる事に徹してたのかな。
「この勢いだと月末の熊野も驚異となるなぁ・・・」と
FJT氏の少し小さくなった尻を見つめながら思った次第である。
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         @FJT氏ブログより拝借    
そしてラスト2周になったところでFJT氏が弱りはじめた。
僕自身も最後に出来上がるであろう最終列車に無賃乗車しないため、
FJT氏に代わって前を引くことにした。
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これまで185弱で推移していた心臓負荷がここら辺りで190前後での負荷推移となる。
練習ではなかなか維持できない負荷である。
「レースは最大の練習環境である。」といわれる所以がここにある。
このまま住宅街のウネウネに入っていくが、
上がってきた選手団に前を譲ることになってしまった。

しかしながら位置的には10番手ぐらいなので大丈夫かと。
そのまま1列棒状のままコーナーに進入。
「よし、いい位置で抜けたっ!」

と思ったその瞬間、前の選手が転んだ。
上手くかわせたが、後続選手ピュンピュンが上がっていく。
もちろんあきらめず、ガツンと踏み直す。
「ここは緩斜面じゃいまかさんかいっ!」と心の中で叫んだその刹那、
ひとくち大の嘔吐物が上がってきた・・・。
これがまた上手く呑み込めなかった。
それどころか変な所に入りそうになり、むせ込んだ。
これは歳からくる嚥下機能の低下である。

あなたは最近、飲み込んだものが変なところに入る事が多くないですか?
ランニングしながらドリンク飲むと蒸せ込みませんか?
それは老化に伴う嚥下機能の低下です。
馬鹿にしてるとおじいさんになった時、お餅を喉に詰まらせますよ。

話は逸れてしまったが、若干の呼吸困難を起こしながらも
僕が最後の最後に目指したものは
「11位以外っ!」
「それより上であってくれっ!」とシルベストのN村監督のいる小集団めがけて
ハンドルを投げた。

「差せたかも・・・!?」

そんな決して大きくないだろう期待も虚しく、
チーム監督M川氏が告げてくれた言葉は

「また11位です。」

ちなみに10位は36ポイント、11位は27ポイントです。この差はデカイぜ。

さて、今回もGMをはじめチームに関わりのある方々が応援に駆け付けてくれました。
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みなさんの応援は選手にとって力そのものです。
なかには「これを期待してます!」と画像まで送ってくれるチームメイトもいます。
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そんな熱いチーム関係者にぜひとも倍返しでお応えしたいところではありますが・・・。
また頑張っていきますので応援宜しくお願いします。
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おしまい


2015 舞洲クリテ 春【E1 11位】

朝から雨。

チームのGMが車で迎えに来てくれて身体を冷やす事なく会場入り。
出る前にパンを食べ、車中でおにぎり、到着してサプリメントと
少しずつ体にエナジーを貯蓄していく。
この70kgの身体に仕事させるにはかなりのカロリーが必要。
当初、朝飯には娘が用意してくれたすき家のカレーライスを食べようと
思っていたが、レース中「おえっ」となるような気がしたのでやめておいた。
結果正解だった。

会場入りしてから、滅多に乗らないローラーに乗る。
前日のタイムトライアルの疲労が足に残っているので
それを散らさなくてはならない。

今日は自走によるアップを出来なかったので
少し集中してローラーのアップを試みようと
ウォークマン聞きながら外界をシャットアウト。
ウインウインウイン・・・・

そこにチームのオーナー殿が。
「おはようございますぅ。早速1杯やってるんですねぇ。僕もはよ終えて飲みたいです。」
えぇ、僕の集中力なんてこんなもんですわ。
外界をシャットダウンしてる扉なんて、吹けば飛ぶような木(気)の扉ですわ。
結局20分ほどローラーアップして終わり。
なーに問題ない。昨日のTTで出来上がってるんで身体中に血を巡らせればOK。

そしてレース開始。
前回逃げを許してしまって、レース展開に関わる事なく終わってしまった経緯が
あるので、今回は同じ過ちを犯さない、アタックは必ずチェックする。
これを胸に挑んだ。もちろん脚がもてばの話だが・・・。
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レースはスタートからずっーとハイスピード。
唯一脚を緩めれるのはコーナーぐらいか。
とにかく元気な選手が多く、何度も何度もアタックが繰り返される。
そしてその度に同じように喰らいついていく。
それは激しいルアーの動きに反応するブラックバスのように。
ピューッと飛び出す選手にパクっ!
ガツンっと飛び出す選手にパクリっ!!
ドーンと行く集団にパクリっ!!!

人によっては僕のようなものを「バカ」というが
E1カテゴリーはいみじくも過酷なレースを勝ち上がってきた集まりである。
もちろん、なんちゃってアタックだけの選手もいるかも知れないが
レースは何が起こるか分からない。
今回はバカと言われようがバスと言われようが、前回のミスを
犯さないため、
またアタックする選手に敬意を表し全身全霊で反応しまくったった。
正直なところその心構えで挑まないとついていけないというのもあるが・・・。

今回はこんな走りをしたにも関わらず、最後まで脚がもってくれた。
実はネガティブな言い訳を特盛で用意していたのだが
使うことはない大変満足なレース内容だった。
着に入ってればもっと満足である事は言うまでもないが、
シーズン序盤は結果より内容重視でいいかと。

とにかく気持ちが先行、終始アタックをチェックできる位置(前方)で
展開していたことが結局脚を使わない事に繋がったと思う。
仕事が落ち着いたら、もっと走り込んで体重も絞って
もっとフレキシブルに動ける身体に仕上げていこうと思う。

ゴール後、観客の方から「かっこよかったですよ!」と声掛けて頂いた。
あいにくお名前を存じない方だったが
そう声掛けていただけた事は選手冥利に尽きるかと思う。
また雨にも関わらず、多くのチーム関係者が応援、サポートに駆けつけてくれた。
これもまたチーム冥利に尽きるものである。

今後も泥臭くカッコいい走りを目指して頑張って行こうと思う。

また宜しくお願いします。














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