息子達のライドに備え、街乗り車でどこまで問題なく走れるかを試走した。
今日のライド車両は次男の街乗り車。
ブリジストンのVILLETTA。
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このマシンはコンフォートモデルでスーツ着用のビジネスマンが20~30分または5~8kmの距離を
快適通勤できるモデル。
このモデルでどこまで行けるのか。
まず、朝練コースのゴール地点である高山までは特に問題はなかったと思う。
今日の目的は「どれだけ走ることが出来るか」を把握する予定だったのでココから余野、西別院を目指す。
スムーズに裏高山を下り、423号線で余野を目指す。
余野から泉原経由で彩都を目指そうかと思ったが、体力・気力的に余裕があったので
西別院まで行くことにした。
長いストレートロードにおいては、ハンドルの遠い部分を握りたい。
このマシンにおいては前かごを掴もうとするのだが、ビジネス鞄を入れる仕様なので
かご幅が広く、少々高い位置にカゴ自体がセッティングされている。
少々もどかしい感じがある。

西別院から東別院を目指す。
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タイヤが太目であるからか、下りはアグレッシブで攻めることが出来る。
ちなみに裏高山でロードレーサーも余裕で抜ける走りが可能であった。
東別院までの下り区間を走りながら、次のコースを考える。
少々空腹を感じながらも清坂峠を越えることにする。
空腹になる前に補給食を取ればいいのだが、持ってくるのを忘れた。
途中で買うにも、財布まで忘れた。
日常的な練習においては必要になる距離ではないため、今日も必要ないと
考えていたが、通勤快適マシン重量が19.45kgもあるため、
目標距離と力率のバランスがだいぶ悪いような気がする。
いつもの2倍以上の重量なので、かなりのカロリーを消費してるのかもしれない。
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抑え気味で走り、腹ペコを防ぎながら登りをこなす。
ちなみに登り区間においてもハンドルが引きたい。
ハンドルポジションが近いと、効率よく上半身の力を活かせない。
このマシンは「スーツでも肩がつっぱらない楽な乗車姿勢がとれる設計」であるがゆえに
ハンドルが近いのも当たり前なのだ。
ロードバイクであれば、つらくない清坂も街乗り車だと少々辛い。
登りの連発する道において息子達を追走するのは厳しいのかもしれない。

清坂峠を越え、忍頂寺に向かう登り坂を上っている時にハンガーノックが来た。
彩都経由で戻ろうとしたが距離的に厳しいものを感じた。
街乗り車で登れるのかどうか疑問であったが、泉原交差点から勝尾寺方面にショートカット。
ハンガーノックながら激坂に。
このマシンのギアは8段変速なので、一番軽いギアを使用して登れば、大丈夫。
前のギアが小さいので後ろも軽いヤツを使用すれば、スピードは激遅であるが
だいたいの激坂はこなせるかと思う。息子達が遅いうちは・・・。
このマシンのチェーンは金属性ではなく、スーツパンツの油汚れを防ぐ為、
スポーティーベルトを使用。
金属製のチェーンと違い、かけた踏力は少々逃れている感はある。
張力破断を防ぐ伸びがあるからだと思う。
なので力任せに登るのではなく、軽いギアを100%利用するようクルクル回すがミソである。
ハンガーノックである自分には無理だが・・・。
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なんとか激坂の頂上を越えたのであとは下って帰るだけ。

このベレッタで距離のあるコースにおいて息子達の追走は少々厳しいかもしれない。
街乗り車であっても、前かごが効率よく掴めるものでないと無理。
またスポーティーベルトは街乗りやスーツパンツ着用時には超効果的であるが
長距離であるならば、踏力を逃さない金属製が望ましい。
そして20kg近くある重量のモノに乗る時は補給食を持参。
あとパンク応急用としてロード用の替チューブを持っていったが
ホイール外せないので使いものにならない。
この点を踏まえて、前回利用した街乗り車で追走するべきである。

走行距離 46.5km 走行時間2時間30分

おしまい