E1カテゴリー 12位

チームタイムトライアルとなっているが
これはプロツアーだけの話で、実業団エリートはマストロードレースである。

あまりのしんどさで展開は詳しく覚えてない。
とにかく喰らいついて生き残る事に集中した。
残っていれば何か転がってくるかもしれない。

わずかに残ってる記憶を思い起こすと・・・
1周目、17分台という記録的なタイムで周回していたようだ。
集団中程に位置していたが、中切れの危険が山盛り。
わかってはいたが脚を使い倒した周回だった。
2周目、集団中ほどで展開していた1周目と違い集団先頭で展開する。
ユースの選手がガンガン飛び出しを図る。コラッジオ、VCフクオカなど
有力チームが潰しにかかるので必然的にペースが上がる。
そして上がったペースはなかなか落ちない・・・。
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3周目だったか
一瞬の隙をつかれた「間」が第2集団への転落の危機となる。
バックでついたわずか10mの差を埋めれたのは
ホームストレートを通過し、再び下りに入った時だった。
追走グループの中に鬼牽きできる男前な選手が1名いた事が救いだった。
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4周目、バックで前腿が攣る。
普段練習で使わない筋肉を酷使しすぎたか。
脚を止めて揉みたいが、そんな間はない・・・。
中指を突き出した拳骨をガツンガツンと太腿に喰らわし、血流を促す。
勝負所の展望台では自転車が壊れるかと思うくらい
ダンシングでこね繰りまわしてクリアする。
脚が攣って仕方なかった事だが
傍から見たらきっとブレイクダンスを踊ってるかのように見えただろう。

我慢の甲斐あって、先頭集団でゴールへ向かうことができた。
最後のホームストレートに入る登りの時は4番目。
ホームストレートに入った時は6番目。
関西有力チームのM氏の番手につく。
このまま行けば入賞!と思いきや・・・
思いのほかストレートが長ーい。

蓋をあけてみたら「やってはならない順位」だった。
2人の高校生が猛烈に強く、2秒も差をつけワンツーフィニッシュ。
それに続く集団の頭も高校生。
実業団E1の1、2、3の表象台は高校生に持って行かれるという
なんとも情けない結果となった1日目だった。
自分自身は普段出せてない領域で走れたし、内容は次第点かと思う。
苦手な登りも千切れんかったしね。
ただもう少し結果に繋げれないものかと思う。

その日の夜は酷使した身体に栄養補給。
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40も越えたおっさんどもには、これほどのサプリメントは他にあるまい。
2日目を控えてる選手団とは思えないほどの量で
シビアなチームからすれば、馬鹿野郎と思われても仕方ない。

ストイックなままでいける年代は過ぎた。
ストレスを感じたままレースに挑むより、精神衛生上はるかに健全だ
これをなくせば順位が2つぐらい上がる?
違う。
これがあるから順位が2つ上がったんだよ。

そんな40代親父は明日も頑張る。