日勤。
最近コンディションが良く、今日も10分ぐらい早く勤務先に到着。
機械室を開けたら、分電盤の横で同僚M川氏がゲンナリとしていた。
「バテました・・・」
おやおや、爽やかな朝のひとときに穏やかではない言葉ですな。

事情を聞いてみた。
朝から通勤で100km走ってくるのはいつもの事。
ただ今回はクランクを2.5mm長くしたものを使っている。
彼はある部品の破損を機会にカンパからシマノに乗り換えた。
乗り換えの際にクランク長を165mmから167.5に変えた。
これまでの効率重視から出力重視寄りに振った形である。

ある数式で算出すると170mmから165mmに変えると
回転力が上がる半面、出力が3%減になる事が分かる。
これは僕も実践している事だが、出力を抑えることで
後半の勝負所まで力を残せる事が可能である。
ただし出力落とした分、高回転力で走れないと意味がない。
最近の実業団レースは距離が短いので
出力本位で長いクランクをセレクトする事はおおいに有と考えるが、
僕自身、勢いで踏み切れるほど若いわけではないので
出力本位がいいのか、効率本位がいいのか、
どちらが正しいのかは今のところ答えを出せないでいる。

少し脱線したが、
M川氏曰く、100km走る平均時速が3km/hほど上がったと。
3時間走ればこれまでと比べて10kmほどアドバンテージが出来る。
つまり誰もが時間に追われる朝のひとときにおいて、15分ほどの余裕が出来る。
この朝の15分というのはサラリーマンであれば、誰もが羨ましがるものである。
誰が言ったか「時間というのは作るもの」、これを実践できる彼は素晴らしいと思う。
しかしながら、作り出した貴重な15分を空調機が唸る薄暗い機械室で
回復の時間に充てていた事はここだけの話である。
活きた15分に変わるのはしばらく先の話であろう。

わずか2.5mmの延長ではあるが
出力と引き換えに、かなり体力の消耗が伴う事が判明した事例である。
ファンライダーではそこまで顕著に相対効果を表す事は出来ないが
自己の能力を限界まで追い込む実業団レーサーだからこそ、
判明する事実である。
これは今後、クランク長を考察するうえで貴重な内容となるであろうし、
この後も彼にR&Dしてもらう事で、
僕のクランク選別の人柱となってもらう事にしよう。

で、今日の練習は
日勤で夕方帰る予定で前照灯とテールランプは必須だったのだが
自宅の下駄箱の上に置いたまま持ってくるのを忘れた。
しかし夏至で日暮れが遅いという事で
無謀にも六甲山を登って帰った。
最近、ヒルクライムの調子が良いので
それはどこを走っても同じ事かどうかを試してみたいという事もあった。
結果、再度山 18分34秒。
KIMG0199
過去のベストを塗り替えた形である。

その後、森林公園五辻から丁字ヶ辻までのTT。
結果22分23秒。
KIMG0200
まぁベストには1分ほど及ばないが、ここ最近いちばんいいタイムである。
重たいナップザックを背負ってなければもう少し稼げたか・・・。
めいいっぱい追い込みたいところではあるが
この調子を広島まで維持し続けたい気持ちもあるので難しいところでもある。

走行距離 33km + 55km